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地獄の様な痛みに、狭い飛行機内で耐えること3時間。
フライトを終えるや否や、タクシーで病院に向かい、ついに「痛風」のレッテルが確定。
ビールに大豆など、主立ったプリン体を禁止されながらホテルへと到着。
これまで防戦一方だった痛風との戦いでしたが、、、ここからはついに、私からの反撃が幕を上げたのです・・・
目次
束縛からの開放を経て、痛み止めと湿布を服用
ホテルへと到着し、崩れる様にベッドへ雪崩れ込むものの、当然足の激痛は継続中。
まずはこの痛みが少しでも楽になる様、医者で処方された
・痛み止め(ロキソニン)
・湿布
を、それぞれ服用することに。
また、ここまでの道中、極力トイレへ行かずに済む様、水分補給を控えていたのですが、道中で読んだ「痛風のことが分る本」によると
『水分補給を多く行うことで、尿酸が排出されやすくなる』
との情報を知り得るものとなりました。
詳しい因果関係など、今の時点では分らないものの、水を飲んだ方が良いことだけは間違いなさそう。
ここぞとばかりに、500mlペットボトルを6本買い込んできたので、まずは痛み止めと一緒にペットボトル1本を流し込むことに。
続いて湿布。
足に空気が触れるだけでも激痛が走るものの、ここで靴と靴下を脱ぎさえすれば、今度こそ痛みが引くまで解放され放題。
これが最後、とばかりに気合いを込めて、靴&靴下から解放。
激痛に涙を流しながら患部へ湿布を貼ろうにも、どうもサイズが合わない・・・が、今は贅沢を言っている場合じゃ無い。
少しでも痛みが楽になるのなら、藁にもすがりたい程なので、細かいことを言わず湿布を貼ってみることに。
湿布を貼ろうと患部に触れるだけで痛みが出る反面、いざ貼ってみると患部の腫れが冷やされていくのが如実に伝わります。
痛み止めのロキソニンに、湿布。
行きの空港内でも買えるお馴染みの2アイテムを入手する為だけに、都合8時間以上も痛みを我慢していたとは・・・
痛み止め投薬から3時間、まさかの・・・
鎮痛剤を飲み、湿布を貼った所で落ち着きを取り戻すと、急激にどっとした疲れを感じる事に。
しかもここはベッドの上で、痛風を発症して以来、初めて靴を脱ぎ足を伸ばせる空間。
これまで座り続きで、たらふく感じていた痛みも、ベッドへ横たわることでだいぶ楽になってきたのです。
ここまでの移動にて、バス~空港~飛行機~タクシーと座り続けていたことで、いかに痛みを増幅させていたのか、を痛感した一瞬でもあります。
痛みを堪え、足を引きずりながら移動してきた疲れか、横たわったと同時に気絶するかの如く、眠りへと誘われてしまったのです。
そこから目を覚ましたのは、まさかの3時間後。
相当な疲れを感じていたのだな、と実感すると共に、もう一つの異変が。
つい3時間前までは、足が脈打つ度、アイスピックで刺されるような激痛を発していた私の右足から・・・
だいぶ、痛みが引いている(汗)
ここまでの道中に読んだ「痛風のことが分る本」には
『痛風発作の痛みは、発症から24時間がピークとなり、それ以降は徐々に痛みが治る』とのこと。
とは言え、正確な発症時間は分りませんが、24時間の経過までにはまだ数時間はあるはず。
ということは、この痛みの軽減・・・薬の効果ということでしょうか?
痛みが完全に治った訳ではないものの、空港や飛行機の中にいた頃の様な激しい鋭敏な痛みは無く、足を地面へついた際に鈍痛が出る程度。
足の腫れそのものは引いていない為、びっこをひく形にはなりますが、歩くことで激痛が走る程ではありません。
ロキソニン&湿布によって、ここまで痛みが軽減できるのなら、なんでもっと早く飲まなかったんだ。
これを機に、ロキソニンと湿布だけは、何があっても常備しよう、と心に誓った夜となりました。
また不思議なもので、痛みが一気に軽減したことにより、急激な空腹を感じる様にも。
それまでは痛みが酷すぎるが故、食欲に意識が届かなかったものの、痛みが峠を越えた気分になり、空腹を感じる余裕すら出来てた模様。
とはいえ、この時点で時刻はPM10:00。
ホテルを出て、近所のコンビニに出向くにも時間は遅く、その道中に痛みをぶり返さないとも言い切れません。
今日の所は、空港で買ったおにぎり1個に留め、再度薬を飲むのみに控えておこう。
その後、激痛のあまり流しまくった冷や汗をシャワーで流し、再びベッドへ入るものとなりました。
■ 痛風発作 当日の食事
・水・・・2リットル
・おにぎり(梅干し)・・・1個
痛風発作から24時間、翌日の朝にはまさかの・・・
薬の効果からか、痛みを感じること無くベッドで就寝。
再び目を覚ました時刻は朝の7:00となり、前日に痛風の痛みを自覚した時間より、まる24時間が経過しました。
起きた時点では痛みを感じなくなっているものの、床に足をついたらどうなるものか?
恐る恐る足を地面に降ろし、立ち上がってみると・・・
・・・イケる!
体重が掛かることで、多少の痛みは感じますが、昨日と比べれば雲泥の差。
足の腫れ具合こそ、昨日と差程変わっていないものの、足をついた時に感じる痛みは段違い。
腫れがある上、足をかばって歩く形になる為、足を引きずることにはなりそうですが、買い物や食事程度に出歩く位なら問題無さそうな程まで回復を果たしました。
とは言え・・・ここで新たに勃発した問題が1つ。
痛みこそ引いたものの、足の腫れは相変わらずのまま。
今、手元にある履き物は、
・スニーカー(家から履いてきたもの)
・ビーチサンダル(現地で履く予定で家から持参)
この2つのみ。
昨日も履けてはいたものの、さすがにスニーカーで歩き続けるには、足の腫れが酷く痛みを増しそうな雰囲気。
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かといってビーサンを履いてしまえば、スニーカー以上に足の親指付け根を締め付けるどころか、この腫れでは履くことすらままなりません。
ひとまず、腫れが引くまでの応急処置的に、楽に履けそうサンダルを1足購入しておこう。
という訳で、一旦は我慢をしながらスニーカーを履きつつ、サンダルの購入と24時間ぶりの食事へ向かうことに。
以降、時間の経過に合わせて足の痛みは軽くなる一方。
腫れが残っている為、びっこを引き続けているものの、午後にはレンタカーの運転も出来る程に回復を果たしました。
■ 痛風発作後 2日目の食事
・水・・・3リットル(数回に分けて)
・豚カツ&味噌汁定食(昼)
・サラダ(夜)
・あぐー軟骨ソーキのピリ辛ソース掛け(夜)
・ポーク玉子チャーハン(夜)
痛風発作3日目、奇跡の回復力を発揮!!
痛風を発症してから、48時間を迎えた3日目。
起床と同時にベッド下へ足を降ろし、痛みの測定からスタート。
よし、今の時点では、ほぼ痛みは無し!
しかも、足の腫れも昨日よりだいぶ治っており、足を引きずる必要すら無くなっています。
今の状態なら、走り回るなどのムチャは出来ないまでも、日常生活を送る分には、なんら障害を感じない程までに回復を果たしました!!
とはいえ、油断は禁物。
医者からも「処方した痛み止め(5日分)は、無くなるまで飲み続けるように」と言われたので、ロキソニンは変わらず服用。
湿布に関しては、痛みがほぼ無い上、腫れも引いてきたので、この日から止めることにしました。
ほぼ完全なる回復を果たした気になっているものの、ここで気になりだしたのが
「果たして・・・お酒はいつから飲んで良いのか?」
という疑問になります。
道中に手にした「痛風のことが分る本」にも、『発作発症中の飲酒はNG』との記載はされていました。
ですが、どのタイミングからなら飲んで良いのか、そして量はどの程度なら問題無いのか
などといった『お酒を飲み始めても良いタイミング』に関する記載は無し。
まあ、健康に関する知識を提供する書籍なのだから、健康を害する可能性の高い『お酒』の飲み方についてまで、解説する訳ありません。
かといって、誰に質問したとして「今日からOK」などと教えてくれる人もいないはず。
ここは、自らの意志の上、責任と覚悟をもち「いつからならお酒を飲んでも大丈夫なのか」を、自らの体で確認してみることに。
という訳で、満を持して迎えた3日目の夕食後。
近所のコンビニで購入したハイボール1缶、焼酎の水割り2杯を飲んでみました。
・・・が、結果からお伝えすると、異常は一切無し!
飲酒によって血行が上がるなどすることで、痛みがぶり返す可能性も考慮したものの、その心配もただの取り越し苦労。
後日、様々な書籍等を参考に学んだ所によると、痛風発作の原因は結晶化した尿酸を白血球が攻撃することで生じる炎症である事を知りました。
痛み、腫れが引いていると言うことは、炎症そのものが治ったことを指し、炎症が治った上でなら、飲酒を開始しても問題無いと言えそうです。
その他の食べ物についても、ほぼほぼ普段通りの食生活に復帰。
ただ、油断はしたくないことと、最初に訪れたお医者さんに
「ビールは禁止」を強く宣言された為、ビールについては未だ遠慮するものとしました。
■ 痛風発作 3日目の食事
・水・・・3リットル(10数回に分けて)
・ローストビーフ&パン&サラダのプレート(昼)
・チキンサラダ(夜)
・サラミとチーズのピザ(夜)
・ハイボール(500ml 1缶)
・焼酎の水割り(グラス×2杯)
その4「痛風発作が沈静から1週間、内科にて痛風の検査」へ続く ⇒
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